ABOUT
NPO法人フードバンクはりまについて
わたしたちの活動
私たちは、まだ食べられるのに様々な理由で商品として扱えない商品を引き取り、食料を必要とする人たちに無償で届け、「商品ロス」と「空腹の人」双方を減らす活動を行っています。
その活動を通して
データ上では先進国である日本において18歳未満の6人に1人が満足に食べることができていないとのこと。このフードバンクという活動を通して、より良い社会づくりに貢献してまいります。
理事長あいさつ
辻本 美波
昨年度も社会的弱者がコロナに翻弄された一年でした。ようやく第6波の感染者数に減少の兆しが見え始めた3月、今度はロシアのウクライナ侵攻による世界経済への影響が取り沙汰され始め、今年度は生活物資等の値上がりによって困窮者が一層追い詰められることが懸念されます。
さて、昨年度「フードバンクはりま」は生活物資を保管するプレハブ倉庫を、先に完成した新倉庫の隣に増設しました。かねて皆様から食品と共に提供された品々(マスク・洗剤・タオル・石鹼等々)がかなりの量になっていたことに加えて、「フードバンク」を掲げているものの食料支援だけでは事足りない現実を前にして、生活物資援助の必要性を強く感じていたためです。
「生理の貧困」が社会問題化した時期には多くの方々や自治体から大量の生理用品をご寄付いただき、コロナ蔓延時にはマスク・手指消毒液が次々と届けられました。さらにオムツ・トイレットペーパー・ティッシュペーパー・シャンプーなどの生活必需品で夏ごろにはプレハブ倉庫は満杯になりました。
仕事を求めて土地勘のない姫路に来た若い夫婦は、乳児を抱えて「車に乗せられるだけの生活用品」しか持っていませんでした。彼らには食品に加えてオムツ・お尻拭き・洗剤等々をお渡ししました。所持金500円の状態で支援を求めて来た男性にはトイレットペーパーやマスクを、電気・ガスを止められて温かいものが食べられなかった家族にはカセットコンロを貸し出しました。
皆様のご協力を得て2つの倉庫を建てて以来、保管場所の心配なく多量の寄贈食品・生活用品を受け取ることができるようになり、支援の内容も当初の「とにかく食べて」から半歩進めることができたように思います。
しかし、最近、知人から「うちの子からお弁当の日にお弁当を食べていない子がいると聞いて…」という話が寄せられました。
私たちの活動を知らない若年層の人たちにどうコンタクトを取って支援の輪を広げていくか、これは緊急の課題だと痛感しています。
ともあれ今年度も、私たちは皆様から託された品々を必要とする人々に手渡す活動を地道に続けてまいります。どうぞ皆様には「フードバンクはりま」の変わらぬ伴走者でいてくださいますよう切にお願い申し上げます。
2022年4月1日
支援のお願い
皆様の支援があって活動を継続することができます。
あなたにあった方法で活動へのご協力をお待ちしております。
お金を寄付
私たちの活動費は会費や寄付金等で賄っています。貧困家庭支援を続けていくためには皆様からのご寄付が必要です。皆様のタイミングのいいときにご寄付をお願いいたします。
ボランティアで参加
フードバンクはりまの事業は、ボランティアの手で運営されています。いろいろな仕事で、活躍していただけます。私たちと一緒に活動しませんか?食品の整理、食品の配達、食品の引取、イベントへの参加等得意な場面で活躍してください。
みんなでフードドライブ活動
ご家庭で余っている食べ物やお裾分けできる食品をそれぞれが持ち寄って必要としている福祉施設や生活困窮者へ無償配布する活動です。
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